ポートランドダウンタウンから車でほんの10分のドライブで典型的な中流の住宅街がある。その中に、看板もはっきりと『ケネディースクール』と言う学校の名前が掲げられている、そのような珍しい地ビール屋さんがある。
1913年にポートランドの公立小学校として創設されたKennedy Elementary Schoolは1975年に小学校の統廃合の結果、廃校となってしまう。そして1994年にポートランドの地ビール会社、マクメナミンズが廃校になっていたケネディースクールを買い取ったのだ。
住宅街に地ビール工場とビールレストランとは、はたまた、何と変わったコンビネーション。もちろん住民からの反対意見が多く出たとのこと。そこで、地域のコミュニティーセンターとしての役割を果たす、昔の学校の景観をそのまま残すという条件で和解され今に至っている。そのため、ケネディースクールでは、体育館はいろいろな住民からの要望のあるアクティビティーに貸し出され、また、以前の講堂はケネディースクール(一風変わった)映画館として、使用されている。上映映画はハリウッドの封切り映画だがビールやら食べ物やらを映画館特有の椅子ではなく応接室にある椅子と小さなテーブルまで用意され食事をしながら楽しめる。
正面玄関は当時のまま。玄関を入ってすぐ右側には、ケネディースクールの事務所があるが、その表札は『事務所』ではなく昔のままの『校長室』の表札が掛かっている。 |
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| エントランスには東南アジア風のアートの人形や銅鑼が飾られ無国籍なエスニックを感じさせられる。廊下に入るところにフォークロア風のアートが飾られている。 |
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| そのなかには1900年代初頭のケネディースクールの風景が描かれているものもある。因みにこの廊下の先は、昔の教室をそのまま改造した宿泊施設が35室。アールデコ調をお好みのあなたにはぴったりなアコモデーションでありますぞ。 |
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| ビールだけではなく、ヨーロッパ風なソーキングプール(水着を着用で温めのお風呂とプールの間のようなもの)まで完備されている。 |
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さて、究極の地ビールとは何か?
それは、地ビール工場の販路を小売店には一切を使わず、この地ビール屋自身のバーやレストランのみで販売する地ビールのことである。すなわち、このマクメナミンズの地ビールはマクメナミンズのバーやレストランに行かなければ一切飲めない。これぞ、究極の地ビール。ポートランド近郊に今や52店舗を持つマクメナミンズだが、いまでもこれらの52店の直営店に行かなければ味わえないビールである。
肝心の地ビールについて。
ここケネディースクールでは6種類のマクメナミンズの地ビールが提供されている。その全てを一挙に試飲できるのが、サンプラーと呼ばれているもの。左下から右順に、インディア ペール エール、ターミネーター スタウト、ルビー エール、ハンマーヘッド エール、ポーター、シーズナル マッドネス。 このサンプラー料金は5ドル。 |
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出来ればこの地ビールを明るい間に、ケネディースクールの中庭でゆっくりと木のベンチに座って楽しみたいもの。メニューはアメリカの典型(ハンバーガー類)的なものだが、内部にはゆっくりとしたレストランもある。 |
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| そして、面白いのは、Detenshon Room(ディテンション ルーム)。アメリカで学校で生徒にお仕置きをする部屋。 そのままの表札が掛けられ今では、ハードリカーのバーとなっている。 |
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ゆっくりと楽しめて、駐車場も充分に完備されている(?)事も面白い。 日本人のあなたには、オレゴンでの成人21歳以下に間違われることがあるため、(日本人は本当に若く見られる。−−−貴方だけではないが)、必ずパスポートなど身分証明をするものもご持参あれ。
それでは、寒いオレゴンの秋や冬、地ビールで暖まって下さい。 |
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俳優中井貴一さんが、結婚披露宴を挙げたことで有名になったウィラメットビンヤードワイナリー。吸い込まれそうな、緑の丘の上で、優雅にワインを楽しんだ後は、オレゴン州最大のアウトレット、ウッドバーンでショッピングを堪能。極めつけは、廃校になった小学校を地ビール工場兼レストランにしてしまったという、なんともユニークなケネディースクール

ポートランドでも、このお店でしか飲めない地ビールは、試してみる価値あり。
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